絶好調を再生産するには 習慣とルーティン #5
——絶好調は掴みどころのないものかもしれないが、絶好調へ導く方法を考えてみる
こんにちは。ビオナロ絶好調マガジンを担当している、コーヒー大好き社会人5年目の那由多(なゆた)です。「絶好調」は目に見える形がないからこそ、上手く自分をそこへ誘導する方法はないのだろうか?日々そんなことを考えています。
SNSやYouTubeでも「モーニングルーティン」が大人気ですが、同じ“毎日の繰り返しの行動”なのに、なぜ私たちは「習慣」ではなく「ルーティン」という言葉にこれほど惹かれ、自然と使ってしまうのでしょうか。
それは、「好きな人や尊敬する人の行動を取り入れて、少しでも自分のパフォーマンスを高めたい」という憧れや願いが込められているからではないでしょうか。
「絶好調」という捉えどころのない感覚を、たまたまの運任せにするのではなく、自分の手で再現するための仕掛けとして、私たちは無意識にこの言葉を選んでいるのかもしれません。
本からの参考の情報ではありますが、なぜ「ルーティン」が私たちのパフォーマンスを引き上げてくれるのかを考えてみました。
■ 「習慣」と「ルーティン」は、脳のスイッチが違う
似ている言葉のようですが、キングス・カレッジ・ロンドンの行動科学者ベンジャミン・ガードナー博士(Dr. Benjamin Gardner)らの研究によると、この2つには明確な心理的・脳科学的違いが存在します。
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習慣(Habit): 脳が省エネのために行う「無意識の自動行動」(例:無意識にスマホを開く)
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ルーティン(Routine): 自分の意思や集中をもって行う「意図的な手順・儀式」(例:お気に入りの豆を挽いてコーヒーを淹れる)
「習慣」は意識のスイッチがOFFの自動運転。
対する「ルーティン」は、「自分の意思で自分をコントロールしている」という心地よい意識のスイッチが存在するのです。このルーティンを何度も繰り返し、何も考えずに当たり前にできるようになっていくプロセスこそが「習慣化」であり、「良いコトを習慣化できると最強」と言われる理由なのかと思います。
■ 「ルーティン」がもたらす3つの心理的効能
1. 心を整える「儀式化」
スポーツ選手が試合前に行うように、「この手順を踏めば自分は絶好調になれる」という脳のスイッチが入ります。心理学者のイーライ・サスマン博士(Dr. Eli Susman)らが提唱するような、日常のわずかな時間を活用したマインドフルな「マイクロ・プラクティス(超短時間のケア)」も、意識をいま・ここに集中させ、心を整える絶大な効果をもたらします。
2. 「できた!」という確かな手応え
無意識に終わる習慣と違い、意思を持ってこなすルーティンは「今日も自分を主体的にコントロールできた」という確かな手応えと小さな達成感を残してくれます。
3. 「日課」から「絶好調ルーティン」、そして「一生モノの習慣」へ
「毎日やらなきゃいけないこと=日課」にしてしまうと、少し疲れてしまいます。だからこそ、朝のほんの数分間を、こなすべき作業ではなく、自分を絶好調へ導く「絶好調ルーティン」として捉え直してみる。
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電車を一駅前で降りて、好きなポッドキャストを聴きながら通勤する。
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フロスをする時は英語のポッドキャストを聴く
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酸味の効いたコーヒーを丁寧に淹れる。
行動のハードルを極限まで下げて「小さく始めること」こそが、脳の抵抗をなくし、無理なく継続するための最大の秘訣だそうです。
その「自分の手で絶好調をつくっている」というマインドフルな感動の重ね合わせこそが、人生を支える「美しい不変の習慣」になっていくのだとすると、自分だけの大切な「絶好調ルーティン」を見つけたいと思うのでした。
【出典・参考文献 ※AIでの調査も活用させていただいてます※ 】
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Dr. Benjamin Gardner et al. (2012)
Making health habitual: the psychology of 'habit-formation' and general practice (British Journal of General Practice)
/ Building Habits or Execution of Routines?(習慣形成および行動自動化における無意識の「Habit」と意識的な手順「Routine」の定義と脳科学的相違に関する研究)
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BJ Fogg (BJ・フォッグ)
スタンフォード大学 Behavior Design Lab(行動デザイン研究所)創設者・所長
著書:『習慣超大全(Tiny Habits: The Small Changes That Change Everything)』https://www.amazon.co.jp/%E7%BF%92%E6%85%A3%E8%B6%85%E5%A4%A7%E5%85%A8%E2%80%94%E2%80%94%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-BJ%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B0/dp/4478106312
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Stephen Guise (スティーヴン・ガイズ)
著書:『小さな習慣(Mini Habits: Smaller Habits, Bigger Results)』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478065772/diamondinc-22/
絶好調なんて幻だ #4
ビオナロ絶好調マガジン
〜心と体の調子が整う“絶好調(be on a roll)”な明日のために、私が私にできること〜「be on a roll(絶好調)」な毎日を作るのは、小さいセルフケア ルーティンの積み重ね。
オーラルケアをはじめ、ダイエット、効率的な筋トレ、メンタル整え術まで——。忙しい人が「賢く・効率的」に自分らしさを取り戻すためのウェルビーイング習慣を提案します。(不定期配信)